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美容室

CRANE.
草薙正治 様

導入内容
予約獲得coming-soon、売上分析coming-soon POS
導入時期
2014年3月〜

『coming-soon』は、理想とするサロン経営の“勘どころ”や“痒いところ”をわかってくれる!

『coming-soon』は、理想とするサロン経営の
“勘どころ”や“痒いところ”をわかってくれる!

草薙さんが語る!『coming-soon』の実力

カミングメール(オートプッシュ機能)を初めて見た時、修業時代から培ったDM送付ノウハウそのままだと

カミングメール(オートプッシュ機能)を初めて見た時、
修業時代から培ったDM送付ノウハウそのままだと

草薙さんは、修業時代も含めてずっと、再来店を促すハガキDMを作ってお客さんに送っていた。

「DMは全部で4種類作っていました。
1、新規のお客さんへの “ありがとうDM”
2、来店30日後の “その後どうですかDM”
3、来店45日前後で送る “ぼちぼちカットの時期ですよDM”
4、45日前後で送る “もう来なきゃDM” です。
当時は、まだメールなどありませんでしたから、それなりにパワーはかかっていました。が、送ればかなりの確率で来店して頂けるという効果も実感していたので、いろいろ工夫してノウハウも蓄積しました。

初めてcoming-soonの『カミングメール』を知った時、“俺がやってきたのはまさにコレだ、これなら俺のやりたいことが実現できる!”と思いました。今でもカミングメールの文面は、月に1回、私のノウハウを注ぎ込んでじっくり考え、心をこめて送っています」。

電話予約に潜む「失客」の危険。Web予約は、お客さんの都合を最優先したシステム

電話予約に潜む「失客」の危険
Web予約は、お客さんの都合を最優先したシステム

面倒くさがりにみえる男性でも、時間を有効に使えることがわかれば自然と予約してくれるようになるという。
「若い人ならWebに対する抵抗感もなく、営業時間しか受付できない電話よりも24時間受付可能なWeb予約の方が喜ばれています。実はね、女性より男性の方が予約時間を守ってくれるんですよ(笑)。そのぶん、予約が1時間ならきっちり1時間作業でき、計画的に仕事を進められます。裏返せばオーバーもNGなんですが、それこそが生産性の向上、大切なプレッシャーです」。

男性はWeb予約を嫌うのでは?とも思いがちだが、草薙さんはそれを明確に否定する。

「出勤時間帯や週末に向かう平日の夜中の2時、3時にも予約が入ります。さすがに、電話ではそんな時間に応対できません。店が開いている・いないに関わらず、思いついた時に予約できる点が重宝されているんだと思います。

それよりも注意すべきは、電話で3回お断りしたら、もう二度と来てもらえないかもしれない、という危険。
週末などの混みあう曜日・時間をリクエ ストされる場合は、特に注意が必要です。

第一希望のその時間はだめ、ここも、そこもだめ。電話口でそう言われれば、多くの人は“じゃまた”と諦め、そのまま他店に行ってしまう。

その点、Web予約は最後までお客さんに選ぶ権利がある。
自分のスケジュールと見比べながら、“都合のつく曜日・時間の中での最適”を探して選んでもらえる。それが強みです」。

予約制成功の秘訣は、がまん。ムダにみえる空き時間にとらわれず、1カ月スパンで考える

予約制成功の秘訣は、がまん
ムダにみえる空き時間にとらわれず、1カ月スパンで考える

当たり前だが、予約制を導入すれば予約時間中に他のお客さんの対応はできない。
カットなら1時間、カラーも一緒なら1時間半程度は必要になる。たとえ手早く接客を終えられたとしても、次の予約までに30分程度の空き時間ができてしまうこともある。

予約制でなければすぐに次のお客さんに取り掛かれるハズなのに…。

「そこをがまんできるかどうか?が予約制を成功させる秘訣です。

僕は修業時代から予約制の店で働いてきました。1カ月ぐらいのスパンで考えれば、全曜日・全時間帯にわたって平準的に予約が入った方がトータルの売上は伸びるということを肌感覚として理解できます。そして、ここでもcoming-soonはスゴいと思う点がある。

その空き時間が最小限に収まるように予約可能時間帯を自動調整し、ロスなく予約をはめてくれる。痒いとこ ろに手が届いたシステムだと思います」。

特許技術の
『予約台帳』はこちら

近隣で2店舗展開するなら、「電子カルテ」は、強力な武器になる予感!

近隣で2店舗展開するなら、
「電子カルテ」は、強力な武器になる予感!

「“あっちの店ならこの時間でもイケますよ”。そうしてお客さんがあふれないようにするための、徒歩3分圏内の2店舗経営です。でも、あっちの店だとまるで違う仕上がりになってしまった…では、信頼を失うだけです。そのためには、顧客情報が一元管理できないとダメなんです」。

そのためにも、今後草薙さんが注力したいのが『coming-soon POS』を使いこなすことだという。

「coming-soon POSでは、施術履歴や会計履歴などが一元管理できます。しかも『電子カルテ』なら、仕上がりを写真に撮っておけば、別の店舗でも見ることができる。しかもPCだけでなくタブレットやスマホで店内を自由に移動しながら見ることができる。

もちろん閲覧権限の管理などのセキュリティ対策も施されていると聞いています。
コレが無料で使えるんですから、今後うちの店の強い武器になると思います」。


一度気に入ってもらえれば、常連さんに!
男性の方が会員化しやすく、メリットも大!

一見するとバーのような外観。中には、60’sのアメリカンカルチャーを感じさせるポスターや看板などが飾られている。

1,000円で楽しめる居酒屋が並ぶ赤羽駅界隈。駅前を抜けた幹線通り沿い、60’sのアメリカンバーのような外観の“メンズ専門美容室”が「CRANE.」だ。

このお店は2017年7月にオープンした「仮店舗」である。オーナーの草薙さんはいう。
「徒歩3分にある本店は建て替え中で、2018年6月には新装オープンします。ここは本店完成までの仮店舗のつもりでしたが、2号店として残すことにしました」。

徒歩3分圏内に2つの理髪店。自ら“競合店”を作るのは、無謀にも思える。

「本店建て替え前から、予約でお客さんはいっぱいでした。ならば、これを機に2店舗にしようと。
とはいえ、隣の駅の2号店では、お客さんはわざわざ足を運び ません。“歩いて3分のあっちの店なら空いてますよ”。これならお客さんを逃すことはありません。今のウチのお客さんのつき方なら、近いところに2軒の方が有利です」。

草薙さんのいう“お客さんのつき方=CRANE.ならではの集客方法”とは、男性客の多い理髪店には珍しい「完全予約制」を指す。現在、予約率はほぼ100%。そのうちWeb予約(coming-soon)は80%超と、男性客の会員化に成功している。

「休日に床屋さんに行って、待って、散髪して…は、ひと昔前の話です。男性も普通に予約する時代です。なぜなら、何よりもお客さんのメリットが大きいから。休日を無駄な待ち時間で潰されることもない。平日の営業最終で予約すれば、会社帰りに寄ることもできる。

店のスタッフにとっても予約制の方がありがたいんです。お客さんに待たれていると落ち着かないし、週末にお客さんが集中すれば、食事はおろか、休憩時間すら無くなる。

たしかに混みあう週末なら、来られるお客さんを次々カットした方が、売上は上がるかもしれない。予約制にすると、どうしても多少の空き時間はできてしまいますからね。でも一方で、週中はガラガラじゃ困ります。
結局1カ月ぐらいのスパンで見れば、予約制の方がトータルの売上は伸びるんです」。

続けていう。「男性は一度気に入っていただければ、常連さんになってくれる。それを見込みの売り上げとして、新規も獲得する。男性こそ会員化すべきだし、メリットも大きいんです」。

女性客も獲得しようともがいた10年
その「失敗」を活かして、次の挑戦へ!

そう語る草薙さんには、苦い経験がある。

草薙さんが独立したのは’92年。スタッフ3人でメンズ専門店としてスタートした。スタッフも5人に増え、売上も安定していた’04年、思わぬ事態に見舞われる。ベテランスタッフがほかのスタッフも引き連れて退職してしまった。

何かを変えねばジリ貧になる。そう考えた草薙さんは、「メンズ専門店」の看板を下ろし、女性客も取り込む「ユニセックス化」を図った。女性に訴える広告も打った。たしかに女性客は3割程度まで増えた。
が、想像以上に広告費がかさむ。理容師ならではのサービス・レディースシェーブもメニューに加えてみたが、広告費をカバーするには至らなかった。

10年余りの苦戦を経て、「ユニセックス化」は断念した。理由は、女性にも男性にも中途半端だったから。
広告費に体力を奪われ、少ないスタッフでは肝心のサービスも追いつかなかった。

「2014年の年明けです、原点回帰することにしました。それが“完全予約制・メンズ専用美容室”です。もう一度、男性に喜ばれるお店を作ろう、と」。

3年が過ぎ、お店は再び上昇気流に乗った。本店が完成すれば、2店で合計7席のメンズ専用美容室となる。
現在、スタッフ募集などの準備に追われる草薙さんに、今後の展望を聞いてみた。

「僕は“事業を拡大してオーナー業に就きたい” などと思っているワケではないんです。かといって、あと10年もすれば現役ではいられなくなるかもしれない。いまですら、坐骨神経痛・腰痛・五十肩持ちの三重苦ですからね(笑)。

メンズ専用美容室としてエッジを立てれば立てるほど、高い満足が求められます。
僕が重ねてきた経験、いや失敗かな?それらを今いるスタッフにも伝えながら、彼らと一緒にそこに向かって忠実に。そのためにお店を任せて欲しいというスタッフが出てきたら、代替わりもいといませんよ(笑)」。

CRANE. 草薙 正治様

1959年、秋田県生まれ。高校卒業と同時に上京、理髪店に住み込みで働きながら、通信制で理容 師専門学校へ。卒業後、その理容室での修行、別のサロン勤務を経て、赤羽にある奥さんの実家マンション1階にて「CRANE.」を開業。 2017年7月、マンション建替え工事に伴い、近隣に店舗を仮移転。2018年6月には工事も終了し新店舗も完成するが、現在の店舗はそのまま残した2店舗経営に挑む。

https://www.hair-crane.jp/